センターについて

せたがや災害ボランティアセンターの成り立ち、これまでの活動を掲載しています。

所在地

東京都世田谷区下馬2-20-14 社会福祉法人 世田谷ボランティア協会内

概要はこちらをご覧ください。(世田谷ボランティア協会『協会概要』)

せたがや災害ボランティアセンターとは

社会福祉法人世田谷ボランティア協会の中に組織されている、災害ボランティア活動に関する幅広い取り組みを目的とする機関です。

●設立経緯

2004年1月、世田谷区と世田谷ボランティア協会の間で、「災害時におけるボランティア活動に関する協定書」を取り交わしました。
災害ボランティアセンター事業を検討するための委員会が設置され、2005年3月に「せたがや災害ボランティアセンター」が世田谷ボランティア協会内に常設されました。そして2013年3月に、それまでの「せたがや災害ボランティアセンター」の活動を踏まえて、世田谷区と「災害時におけるボランティア活動等に関する協定」として新協定を締結しました。

【平時のせたがや災害ボランティアセンター】
平時には常設組織として、大規模災害に備えた活動をしています。
(研究)ボランティア受入れ体制の検討、災害・防災に関する課題の検討
(養成)ボランティアコーディネーターの養成、講演活動、訓練の支援
(啓発)防災・災害ボランティア活動の啓発、
(実践)世田谷区外の被災地支援、全国ボランティア団体との連携・協力

【災害時におけるせたがや災害ボランティアセンター】
世田谷区内で大災害が発生した場合、区の災害対策本部と連携を取りながら、直ちに「災害ボランティア本部」を立ち上げます。
そして区内5ケ所の大学内にボランティアのマッチングセンターを開設し、災害発生から4日目をめどに「マッチングセンター」でボランティアの受入れを開始します。
さらに区内約90ケ所の避難所ごとにマッチングセンターの「サテライト」を開設します。 サテライトでは避難所・地域の被災者からのニーズ(要望)を集め、マッチングセンターから振り分けられたボランティアと活動をマッチングします。

せたがや災害ボランティアセンターの活動

●開設

2004年1月 世田谷区と世田谷ボランティア協会が、災害ボランティア活動に関する協定を締結
2005年3月 せたがや災害ボランティアセンターを常設
2006年7月 コーディネーター養成基礎研修を実施
2007年1月 コーディネーターのスキルアップ研修を実施
2008年2月 「せたがや災害ボランティアセンター」の災害時の活動マニュアルを作成

●2011年東日本大震災への緊急対応

2011年3月 ボランティア活動支援のための募金活動を開始
2011年3月 原発事故避難者の避難先へ専門ボランティア(看護師、介護福祉士など)の派遣開始
2011年4月 津波被害を受けた被災地へ専門ボランティア(看護師、介護福祉士、ヘルパー、理容師、美容師など)の派遣を開始
2011年7月 宮城県の被災地を中心にボランティアバスによる一般ボランティアの派遣を開始。(2013年3月まで継続)以後、現在も福島県川内村で交流支援活動をを継続中。

●2013年以降

2015年11月 栃木県豪雨災害被災地へのボランティア派遣
2018年8月・11月
2019年3月
西日本豪雨災害ボランティアバスの派遣、募金活動
2019年10月~ 台風19号による世田谷区内の水害について、災害ボランティアの受け入れと被災地域で啓発活動