都立松原高校定時制で奉仕体験活動授業を行いました
せたがや災害ボランティアセンターは昨年度より都立松原高等学校定時制での奉仕体験活動授業を行っています。
本年度は講義でボランティアのこと、震災時に世田谷区ではどのような被害があるか、避難場所の種類と避難所について知っていただき、体験活動ではHUG(避難所運営ゲーム)を通じて、避難所には近隣住民だけでなく帰宅困難者やけが人、ペットと一緒に避難した人、外国からの旅行者や障害のある人など様々な被災者が身を寄せること、避難所では物資の管理や情報提供、防犯、トイレの設置ほか、さまざまな対応が必要となること、そして都立松原高校は災害時に帰宅困難者支援施設になることを学んで頂きました。
ゲームの後には、自分たちのチームが課題にどのように取り組んだか、他のチームではどんな対応をしたかなど、グループ発表でより理解を深めて、実際に災害が起きたら自分たちに何ができるかを考えてみました。
そして多くの生徒から「楽しかった」「避難所の運営を知ることができた」「災害が起きたら自分から気付いて動けるようにしよう」といった意見を頂きました。
講師の私達も生徒たちの視点や生徒主体の意見交換を通じて多くの学びを得る機会になりました。
今後も楽しみながら学べる防災授業を提供していきたいと思います。
【都立松原高校定時制HPでの紹介記事】
https://www.metro.ed.jp/matsubara-he/news/2023/07/newsentry_79.html