【川内村通信】2025年春の例大祭に参加しました

2025年7月8日更新

せたがや災害ボランティアセンターでは、東日本大震災の被災地である福島県双葉郡川内村での交流支援活動を継続的に行っています。
過去の活動はこちら⇒https://blog.canpan.info/setagayasaigai/archive/115

 2025年度 川内村交流支援活動報告 春の例大祭

ゴールデンウィーク前半の4月28日(月)と29日(火・祝)の一泊2日で、2025年度になって初めて川内村へ行ってきました。
今回は、川内村第1行政区(通称『高田島』地区)の中にある神社のお祭りを手伝うのが目的です。

平日にもかかわらず、5名の参加者が集まりました。役職員5名を加え総勢10名が朝7時30分、2台のレンタカーに分乗して三軒茶屋の世田谷ボランティアセンターを出発、首都高速を経由して常磐自動車道で福島を目指しました。
川内村初参加は職員も含め4名です。何度か休憩を挟みながら、ちょうど12時ころに川内村に着き、高田島地区の区長さんが腕に縒りをかけて作られた手打ちそばと天ぷらをご馳走になりました。

腹ごしらえの後は、八幡神社の参道の掃除へ。
お社は小高い丘の上にあるので、ちょっとしたハイキングです。
日頃の運動不足を痛感し、お互い苦笑し合いました。

1時間ほどで里に降りてきた後は、参道の入口に大きな幟を立てたり、稲わらで縄を綯ったりしました。
幟は大きくて重いので、男手5〜6人で息を合わせて立ち上げます。

初日の作業はここまで。
村内の天然温泉で汗を流してさっぱりした後は、高田島地区の集会所に戻り休みました。

二日目は、朝から地区の皆さんと一緒に八幡神社と諏訪神社へお参りし、神事に参列させていただいたり神楽の奉納を見学しました。
獅子舞の舞い手は地元の中学生が担っており、震災数年後の交流支援事業初期は子育て世代がほとんど居なかった時期を知る身としては、感慨深い思いで見ておりました。

お祭りは午前中でひと段落し、集会所で地区の方が作ってくださったカレーライスでお腹を満たしてから、再訪を期して川内村を後にしました。(今関)