二階堂高等学校で災害ボランティア養成講座を開催しました

2023年1月11日更新

せたがや災害ボランティアセンターでは毎年、日本女子体育大学附属二階堂高等学校で防災授業の一環として災害ボランティア講座を開催しています。
今年の講座では、座学で世田谷区の災害対策とマッチングシステムについて学び、アクティブラーニングでは防災まちあるきとマンホールトイレの組立演習を行いました。

防災まちあるきでは学校周辺を、松原3丁目から弁天児童遊園までの道で、震災対策用井戸や消火栓、消防団の倉庫、防災無線塔がどこにあるか、
また公衆電話の使い方などをクイズも交えてチェックしながら歩きました。
マンホールトイレの組立は2グループに分かれて行い、皆さん初めてにも関わらず短時間で組み立てることができました。

最後にグループワークで「もし災害にあったら、高校生の自分に何ができるか?」を福祉的視点で考えてもらいました。
「避難所でお年寄りの介護ができる!」「母子避難所で子どもの遊び相手になれる!」「炊き出しができる!」「近くの避難所まで誘導できる!」
など積極的に考えを発表してくれました。

修了式で授業は終了。北沢地域に頼もしい防災力が培われました!

防災まちあるき、菅原神社の境内で防災クイズ。

マンホールトイレ組立中!

高校生たちが避難所でできることって何だろう?