令和4年静岡県台風15号被害における静岡市清水区への災害復旧支援を行いました

2023年1月5日更新

2022年923日から24日にかけて静岡県を中心に台風15号による水害が発生しました。
この水害で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 

せたがや災害ボランティアセンターでは、静岡県ボランティア協会に協力頂き1031日と1128日に現地調査を行いました。調査の結果、支援の遅れが見受けられた静岡市清水区を中心に登録ボランティアの派遣を行いました。

土砂が工場の壁を破って作業場にも入り込んでしまった。重機と人の手で土砂を撤去します。

建物側面の狭い通路を埋める土砂はバケツリレーで運び出します。

裏山から流れ込み建物側面を埋めた土砂を皆でかき出します。

土砂崩れにより裏山の竹藪が建物に覆いかぶさってしまった。被害の出た箇所の竹を伐採し運び出します。

現地では流れ込んだ土砂の撤去や竹林の伐採などを行いました。

現在、清水区では災害ボランティアセンターによる活動は週末型に移行しており家屋清掃などの活動内容は減少傾向にあります。
一方、町工場や農地などの被害が少しずつ明るみになってきたようにも感じます。生活再建を考える上で、このような被害も見逃すことはできません。

清水区には「みんなの居場所ふらっと」という、被災者も支援者も誰もが“ふらっと”立ち寄れる場所を目指した地域拠点ができました。
ここを中心に土砂撤去やサロン活動のサポートを年明け以降も現地の団体と調整しながら行っていきます。

 

※当事業は「日本財団」の助成を受けて実施しております。