都立松原高校(定時制)にて防災授業とHUG体験を開催しました!
2025年7月17日(木)、東京都立松原高等学校(世田谷区桜上水)で、定時制の生徒のみなさんを対象にした防災授業と避難所運営の体験イベントを行いました!
この講義は2022年度からスタートしていて、今回で4回目。毎年少しずつ内容を進化させながら続けています。
今回は、災害が起きたときに避難所がどんな役割を果たすのか、どうやって運営されるのかを学びながら、もし学校が避難所になったら、自分たちは地域とどう関わっていくべきかを考える時間になりました。
前半は、「せたがや災害ボランティアセンター」の活動や、世田谷区での災害とボランティアの関係についての講義。避難所の仕組みや、阪神・淡路大震災をきっかけに広がったボランティア活動の歴史など、実際の事例を交えてお話ししました。
後半は、避難所運営を疑似体験できる「HUG(避難所運営ゲーム)」に5つのチームに分かれてチャレンジ!
松原高校が一時滞在所になり、授業中に地震が発生したという設定で、具合が悪かったり、ペットを連れていたり、帰宅が困難な人など様々な状況の人を受け入れ、避難所の運営をどうするかを話し合いました。
避難者のさまざまな事情や、避難所で起こりうるトラブルに対して、生徒同士が意見を出し合いながら柔軟に対応しました。この授業が生徒たちの災害への意識を高めるとともに、「自分にできることって何だろう?」を考えるきっかけになったようです。
せたがや災害ボランティアセンターでは、学校や地域の皆さんに向けて、防災に関する講話や体験型ワークショップなどを行っています。
内容はご希望に応じて調整できますので、興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください!