【令和5年7月豪雨】秋田県秋田市で災害ボランティア活動を行いました。

2023年9月15日更新

令和5年7月14日以降の大雨により被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。

せたがや災害ボランティアセンターは今回の豪雨被害を受けた秋田県秋田市に向け8月18日夜出発・2泊3日で災害ボランティアバスを運行し、職員を含む30名で災害ボランティア活動を行いました。実施1週間前からの短期間募集でしたがお集まりいただいた皆様に心より感謝いたします。

18日夜に下馬の世田谷ボランティアセンターから出発し午前6時頃に秋田市到着、バスでの仮眠にも拘らずご参加の皆さんは到着早々元気な体操から活動スタートしました。秋田市災害ボランティアセンターで受付を行い、初日午前は被災ごみの仮置き場になっていた公園で、敷地に散らばるごみや細かい金属・ガラス片などを丁寧に取り除く作業を行いました。

当協会のバスにはコーディネーターが多く参加している事もあり、午後からはニーズ調査のローラー作戦をマッチングされました。秋田市では現在被災状況の全戸調査を実施しており、その一端を任された我々は8班に分かれ19日午後、20日午前で市内300戸以上を訪ねて、被災状況や困りごとなどの聴き取り調査を行いました。泥だしなどの直接的な水害対応ではありませんでしたが、ニーズ調査で地域の方々から直接お話しを伺うという貴重な経験をさせて頂きました。

今回のボランティアバスでは、東日本大震災の時から当協会で活動してくださっているコーディネーターが8つの班のリーダーとなり、ベテランの方から学生、災害ボランティアは初めてという方も一緒に活動し、被災地に寄り添う気持ちとボランティア活動のすばらしさを体感して頂きました。このバスで知り合って意気投合した方々が後日開催されたコーディネーター養成講座にも一緒に受講してくださったりと、ボランティア同士の横糸がつながったことも嬉しく思います。

せたがや災害ボランティアセンターでは、被災地での災害ボランティア活動支援を通じてボランティア機会の創出と、災害ボランティアとコーディネーターの養成を今後も行って参ります。

8月18日夜22時、30名で世田谷ボランティアセンターを出発しました。

朝はせたボラ名物、相澤体操でスタートします。

秋田市災害ボランティアセンターに到着。

秋田市社会福祉協議会の建物前にボランティア受付や飲み物などの提供、マッチングのブースが用意されています。

受付を済ませ、マッチングを待つメンバー。

被災ごみの仮置き場だった公園の復旧作業。金属やガラス破片を取り除き、再び遊べる公園に戻します。

午後からは8つの地区のローラー作戦を行うことになりました。

地域で聞き込み中、通りがかりのおばあちゃんが取れたてのキュウリをくださいました!

夜は翌日に向けて全員でふりかえりと情報共有を行い、また4年ぶりのボランティアバスでの親睦を深めました。

 

※当事業は「日本財団」の助成を受けて実施しております。